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気候区分を学ぶ(1) : 気候が神話に与える影響を加味したい

空想神話のデザイン術

神話のための世界シミュレータ設計を進める中で、避けて通れない要素のひとつに気候があります。日本は細長い国土を持っているので、全体的な傾向は近しいものの北海道と沖縄では気候はかなり違っています。気候が違えば当然植物や動物が変わり、人の生活も変わります。

そうなると、当然そこで生まれる神話も違ったものになるはずです。

これから空想する神話は、気候とバックグラウンドも踏まえた「そこにそうあることが自然な」神話であってほしい。

そのために気候がキーになるに違いないと考えています。

条件設定をどこから始めるかは鶏と卵なところもあるので難しいのですが、気候や土地特性は初期設定として差し支えないでしょう。まず「どんな環境であるか」を決めることで「そこに何が生きているか(生きていられるか)」を導くことができるはずです。

気候が神話形成に与える影響

難しいことを考えなくても、気候が神話形成に与える影響はすぐにわかります。

例えば、寒冷地の神話であればその地域らしい話や神性が登場します。スカンジナビアの神話にはスキーの神(ウルやスカジ)とされる神すらいますが、エジプトやギリシャといった温暖な地域においてそのような神性はほぼいません。(いても重要ではない位置にいる)

細かい点ではあるのですが、そこを整えることで「自然さ」を高めることができるのではないでしょうか。

なぜこの神話にこういう神性が存在するのか?

それはこの神話を生んだ民が住んでいた地域の気候がこうだったから。

といった枝葉があればあるほど"らしい"神話が作れるはず。そのためには気候だけではなく、地形やそれに付随して「どんな植物や動物がそこにいたか」も大事なのでそこも更に先の課題として設定します。

様々な気候区分

詳細はまさにこれから学ぶのですが、少し調査したところ気候区分といってもいくつかの種類があるようです。それぞれ着目している部分が違い、長所短所あるのでメジャーなものは頭に入れておく必要がありますね。

そして今回は四つの気候区分をピックアップしました。

ポイントは 切り口の違い です。それぞれ、気候を決める要因となるものが違うので複数知ると多角的に見ることができるようになります。

中身の話はかなりの分量になりそうだし今回の記事はここまで。次の記事からそれぞれの気候区分と、気候と神話について掘り下げていく予定です。


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