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空想言語メモ 最初の一歩

空想神話のデザイン術 空想言語

楔形文字をつくる中で、いくつか思いついたことがあったので覚書としてメモ。

いきなり多くの語彙を作ろうとしてはいけない

まずある程度の語彙を揃えようと思ったのですが、これは非常に厳しい試みでした。参考にしたのは2000前後ある英語の基礎語彙なのですがとにかく多いしつらい。

たとえばこういったリストから埋めていくという活動ですね。 http://jbauman.com/gsl.html

またこのやり方では、初期の神話では使いそうもない語彙があってモチベーションを下げる要因となります。 ということでこのやり方は100語ほど作ったところで終了しました。

書く内容を先に決める

次に試みてみるのは、まず日本語で書いてからそれを表現するのに必要な語彙や文法を足していくというものです。実際のコトバも、必要なものから順に増えていったでしょうからこのやり方でも大きな問題はなさそうです。

単純な文法でやる

いきなり複雑な文法を作るのは大変です。なのでまずは単純な文法からはじめることにします。

たとえば私が最初に作った文章はこのようなものです。

「彼等は 山に のぼった。水が 押し寄せてきた 大地に。そして 水が 流した 人を。そして 水が 流した 木々を。」

覚えたての外国語のような状態になっています。

さて、この文の構成要素を分解するとこうなります。

代名詞- 名詞- 動詞-時制
名詞- 動詞-時制 名詞-
接続詞 名詞- 動詞-時制 名詞-
接続詞 名詞- 動詞-時制 名詞-

格標識を明示しているので、語順は入れ替わっても問題ありません。これによって、リズムや韻に合わせた文章構築ができるようになるはずです。

また接続詞は、まずは状況を累積していくためのもの(and,そして)のみでOK。

あとは少しずつ語彙や文法を増やしていけば徐々に言語としての体裁が整ってくるはず。


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