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スチームパンク風アクセサリ自作はじめの一歩

スチームパンク

今日は少し趣向を変えて、工作的なお話をしていきます。タイトルではスチームパンク風と書いてますが、本人そのつもりながらあんまりテイスト出てないかもしれません。 神話や物語との関係は薄らとしたものですが、幅広く色々な視点で見て頂きたいという名目のもと、やります。主に著者の趣味でもありますがお許しを。「物語をよりアクティブに楽しむ」ひとつの事例とみていただければ。

エクストリームな方々は革や金属からきちんと作っているわけですが、最初からいきなりそれをやるのは大変です。なのではじめの一歩として、素材の組み合わせでできる自作アイテムの事例を紹介したいと思います。

作るのはこれ


以前の記事でも書きましたが、ビスマス結晶を使ったアクセサリー。結晶のエネルギーを利用して動く機械をイメージ・・・しています。このアイテム、見た感じでもわかるかもしれないですが特別な道具や加工をほとんど必要とせずさくっと作れるのです。
これそのものを作ろう!という話というより、こういうやり方でも作れるのか、といった工法アイデアの事例だと思ってください。

素材を準備する

まず、材料を用意します。


ビスマス結晶のさざれ。これはデザインフェスタで手に入れたものですが、石華工匠さんが出典しているなら他のイベントでも手に入るはず。ほかは吉祥寺の匣ノ匣さんに委託があるかもしれません。


時計部分に使うアンティーク風時計。古着屋とかなら700~1000円とかで売ってます。完成品とこの時計は違うデザインですが系統は同じです。


試験管。東急ハンズとかに行けば50円とかで買えます。コルクも一緒に。


金具類。これも東急ハンズとかで。


最後に重要なこれ。補修用の粘着付合皮シート。強度、粘着力があってハサミで切れる便利なヤツです。

基本の構成は、ベースとなるアイテムとそれを繋ぎ合わせるための接合材の組み合わせです。今回の場合、ベースはビスマス結晶とアンティーク時計。接合材は残りの全部ですね。日々の生活でベースに使えそうなものを見つけて頭に入れておけば、たまにアイデアが浮かんできます。
接合材は東急ハンズぶらぶらすると色々見つかるのでそこからインスピレーションを得るといいんじゃないでしょうか。

素材を組み合わせる

さてでは実際に作っていきます。といっても部品を組み合わせるだけなのですぐ終わります。1時間かかることはないでしょう。


まず、金具をこの形に組み立てます。後でやってもいいのですが、リングが小さくカンを通すために結構な力が必要なため先にやっておきます。指や爪では辛いのでマイナスドライバーを差し込んでこじ開けます。


次に、革補修テープをカットします。先ほどの四角い金具に通せる幅で切り落とし。この革補修テープは柔軟性があるので、端からカットしようとするとぐにょっと歪んでしまいます。なのでまず中心部分から外側へ向かって半分カットし、その後反転して中心からもう片方の側までをカットします。
写真ではメモリがある部分を当てていますがカッターを当てるのは逆側がたぶん正解です。。。


カットできたら、テープを使って試験管に金具を固定します。貼る位置は試験管にあるプリント部分が隠れるところにしてみました。まずはテープだけ貼っていきます。


テープがちょうど一周する手前あたりで金具を入れていきます。


このような形で、金具をテープで固定します。距離をあけているのはこうしたほうが釣ったときに安定するかなと思ったため。力をできるだけ分散させようという狙いです。
あとはもう一周貼りまわして、二つの金具の間で終わるようにテープをカットします。これでカット端が表から見えなくなります。


入れ物部分はこれで終わり(!)なので試験管にビスマスのさざれを入れていきます。色や形がバランスよくなるように考えつつも、ざらっと入れてしまってよいでしょう。 十分な量が入ったらコルクで栓をします。これでビスマス結晶入りの試験管パーツが完成。


アンティーク時計のベルトを試験管パーツの金具に通します。今回はアンティーク時計を使ってますが金具でほかのものとも組み合わせられます。バッグにつけるとか、ネックレス的に使う事もできなくはないかと。


少し寂しいので1.6mmの真鍮ワイヤーを使ってアクセントつけ。ワイヤーは長めに切ったうえで、両端を手で持って適当にぐにゃぐにゃ。最後にニッパーで余分な部分を切りおとします。 ワイヤーの片側は試験管のコルクに固定、ピンバイスを使ってワイヤーより少し小さい穴をあけることでスカスカしないようにしました。

これにはもうひとつ効果があって、試験管パーツの固定にもなります。金具にベルトを通すだけだとふらふらしてしまうのですが、真鍮ワイヤーをはめておくことで形がしっかりします。アルミ線と比べると真鍮ワイヤーは同じ太さでもかなり固いので、十分固定に使えます。

これで完成、大掛かりな道具もなくアイテムができました!

ポイント

【針金、ワイヤーを駆使すれば結構どうにかなる】
針金、ワイヤーは加工しやすいうえに太さがある程度あれば部品の固定にも十分使えます。

【革補修テープは便利】
これがとにかく便利。革ソファの補修などに使うものなので強度があり、伸縮性がある。 色も複数あるし、革意外にエナメルっぽいものもある。スチームパンク風にしたいときはダークブラウンかブラウンの革テイストしか使うことはないですが。売り物はできないですが、自分で使う分には問題ないでしょう。見えない裏部分に貼って補強もできます。

【金具類はアイデアの宝庫】
各種カン類、ナスカンなど東急ハンズにいけば色々な種類のものが売っています。できれば通販より物が並んでいるショップに行ったほうがインスピレーションが湧くと思います。


いかがでしょうか?それほど準備しなくても小物が作れるのがわかったと思います。簡単なものでも手で何かを創るのは楽しいものです。より深く物語の世界を楽しみましょう!


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